ダンボールシアターとは

終演!初こぐま座公演!
『ちびロボ ダンダン』
ありがとうございました

 

無事全公演終演いたしました。ありがとうございました。
上演依頼、お問い合わせはメールよりお気軽にどうぞ!✉️

公演詳細はコチラから

■今後のダンボールシアター

 全国各地の幼稚園・保育園、
各地フェスティバル世界各国で上演します。
ホールはもちろん、幼稚園・保育園など様々な会場での上演が可能です。
料金は作品や会場、移動距離等の条件等によって異なりますので、
お気軽にお問い合わせください。

上演依頼・ご相談はこちらの✉️からどうぞ

What’s the cardboard theater?
ダンボールシアターとは?

ダンボールの人形たちの世界
the world of cardboard dolls

役者はダンボールで作られた人形です。
小道具、舞台美術、衣装も全て。
様々な世界をダンボールたちが描きます。
The actors are dolls made of cardboard.
Props, stage art, costumes too.
We draw Various worlds by the cardboard.

 

Why do you use the cardbord?
なぜ、ダンボールなのか?

1、どこにでもあるからです。

用が済んだ途端にゴミにされるダンボールは、
もちろん世界中にあふれています。
創造力がダンボールに命を吹き込み、
物語を生み出す様子は、
必ず感動を生むことでしょう

2、誰にでもできるからです。

カッターと糊と想像力で、
誰にでも感動が生み出せます。
こどもたちが「自分でもできるかもしれない」
と思いをめぐらせながら楽しむことは、
とても素敵なことです。

3、なんでも出来るからです。

可能性は無限大です。
ダンボールの多層構造は立体の造形に向いており、
加工を重ねると驚くほどの強度を見せます。
細かい装飾や、簡単なギミックも作ることができるので、
映画のような(例えば『ペスト』のような!)スペクタクルも描くことができます。

4、大好きだからです。

私たちは、そんなダンボールを愛しているのです!


『星の王子さま』より(2019)

 

各地で開催したい

 


 公演の反響を見て、もっと多くの方にも楽しんでいただけると確信しました。各地で発表して批評をしていただきたいと思います。

 用が済めば邪魔者になるあのダンボールが、多くの可能性を秘めていると発見していただけます。役者になり、小道具になり舞台になり劇になってしまう驚きや、「こんなことまでダンボールで出来るのか」という演出の数々が、ダンボールシアターには散りばめられています。

切なくて暖かい(T_T)(札幌公演感想より)

 

 

■開催地に対しての貢献

 たとえば『ボロ』は子供から大人まで楽しめる作品ですが、我々はいわゆる子供用の劇として作品作りをしていません。にもかかわらず、ダンボールのキャラクターたちは、子供にも大人にもすぐに好かれます。
まだ演劇を観たことのない子供たちが、ダンボール人形でその開催地を知り、劇場やイベントに足を運ぶきっかけになるかもしれません。
フェスティバルの珍しいラインナップとして多様性に一役買えると思えます。

 

泣くとは思わなかった(札幌公演感想より)

■伝えたいのは

 たとえば『ボロ』という作品で問うテーマは「生きる意味」です。劇中でボロが持っている宝物『星の王子さま(サン・テグジュベリ)』の絵本でも示唆しています。子供は遊ぶことが生きる意味ですが、大人はそうも行きません。
遊びの無い生活は心を疲弊させます。本当は誰の心の中にもあるのについ忘れてしまう純真さをたまには思い出して、再び社会と取り組むために、物語や芸術があります。
観終わった後に気持ちに余裕が生まれ、また明日から頑張ろうと思える作品つくりを心がけています。

 

久しぶりに心が踊りました札幌公演感想より

 

創りが精巧で雰囲気が出ていた(札幌公演感想より)


『ボロ』より(2019)

 

 

■ダンボールシアターの短所長所

 短所としては普通の舞台セットや小道具や役者と比べて、水に弱く壊れやすい、そして資源ゴミと間違われやすいことです(笑)

 長所は軽さ。ダンボール自体の軽さはさることながら、フットワークの軽さ、グレードアップの手軽さ。ダンボール役者に宿も飛行機も必要ありません。

 ダンボールシアターは録音と造形での構成をとっているので、演出上の修正が次のステージにすぐに活かされます。作品の成長スピードが早いのです。

■演者と人形との関係

ダンボールシアターにおいて役者はダンボールで作られた人形です。
演者は、人形が物語の中での責務を果たせるよう「お世話をする係」です。
子供たちの目には「ダンボールのお人形で遊んでいる大人」に映るかもしれません。

 

ダンボールを演者1人で多彩な世界へ導く東京公演感想より

 

団体概要

・拠点:北海道札幌市
・設立:2018年10月1日
・目的:独自の人形劇公演の模索と向上及び、地域芸術活動の活性化
・構成員:5名 (2021年4月現在)
・代表:渡辺ゆぱ

【沿革】
2018年10月 ダンボールシアター旗揚げ
2018年10月 「ボロ」札幌初演
2018年10月 「ボロ」東京公演
2019年8月 「ボロと、星の王子さま」全国5ヶ所公演+いいだ人形劇フェスタ2019参加
2020年10月 「ペスト」札幌無観客公演、配信開始
2020年12月 「春川人形劇フェスティバル2020」、『ペスト』ノミネート

タイトルとURLをコピーしました